スーダンの特別支援学校教員の2年間の苦闘

青年海外協力隊として、スーダンの支援学校で活動しています。定期的に、スーダンの支援学校の様子をお伝えしたいと思います。経験が浅いので色々突っ込みどころ満載な記事になりますが、その際はご指摘ください。

何で電波切れたん?

10月に入って数日が経ちました。

この記事を書いているときにいきなり電波が切れて、

一から書くことになりました。辛いです。

 

さて、今回はぼくが週2回活動している「ウムカルツーム聾学校」での

活動内容を紹介します。

ここでは1つ目に「体育」を教えています。

ここの子どもたちは、並ぶにしても、授業で何かするにしても

「ぼくが!わたしが!」といった我先にといった様子で、

「譲る」「思いやる」といったことが少し難しいようです。

まあ、発達的なこともあるかもですが、、、

なので、この時間では、スポーツとかといったことではなくて、

「身体あそび」や「簡単なルールのあるあそび」を通して、

集団づくりを今は力を入れてやっとります。

 

【ハンカチ落とし】

日本でもお馴染みのこの遊びを教えると、ここの子どもたちも

どハマりしました。ただ、

「何で、おれに落としてくれへんねん!」

といって、喧嘩になることも多々あります(笑)

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そして2つ目は「算数」を教えています。

きっかけとしては、元々は目と手の協応動作を目的として、

釣りゲームをしようと準備をしていたのですが、

担当している低学年の子どもたちは数唱はできるけど、

それが量的な概念と結びついてないように感じたので、

そのゲームに数のマッチング要素を入れました。

 

【数の釣りゲーム】

いつも無秩序な子どもたちが、とても集中してお友だちの

やっている様子を見たり、真剣に取り組んだりしていました。

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授業後、先生がぼくに笑顔で近づいてきて

「ほな、次は図形について教えてくれへん?」

と先生が言いました。

「ん?」とぼくが言いました。

「ちょっと待っとって」と先生が言いました。

「ん?」とぼくが言いました。

先生が教科書を引っ張り出してきて

「頼むわな」と先生が言いました。

「はい」とぼくが言ってしまいました。

これから2教科教えることになってしました。

 

最後に、ぼくが日本人と知ってから、子どもたちは

空手はこんな感じなのか、これであってるのかと

組み手をよく見せてきます。なので、いつも「いいやん!」と

褒めるのですが、、、

ごめんね。実は空手よう分からんねん。

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次回は、ゲジラ特別支援学校の活動について書こうと思います。

では。