スーダンの特別支援学校教員の2年間の苦闘

青年海外協力隊として、スーダンの支援学校で活動しています。定期的に、スーダンの支援学校の様子をお伝えしたいと思います。経験が浅いので色々突っ込みどころ満載な記事になりますが、その際はご指摘ください。

ゲジラ特別支援学校 第1週目

はじめまして。と、お久しぶりです。

これまでの1ヶ月は、語学学校でアラビア語スーダン方言のお勉強を

主にしていました。

そして、8月から本格的に活動が始まりました。

ぼくの活動先は、「ゲジラ特別支援学校」といって、

ジャジーラ州の中でも、1番規模が大きいとされている支援学校です。

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生徒数は130人ほどで、見た感じほとんどがダウン症で、あとは自閉症

脳性まひ、学習障害、多動性障害といった感じです。

ただ、それに対して教員が14名ほどで、圧倒的な人員不足です。

 

程度が軽い子らも多いので、しっかりと席に座って授業をしているところも

あるのですが、賑やかな子どもが多いクラスに行くと、

そこには子ども7人に対して先生が1人ということも見受けられます。

そうなると、授業というより、どうすれば大人しく座っていられるかという

方に考えがシフトチェンジされるようで、好きなおもちゃをずっと触らせて

遊ばせていました。

おそらく自分がその立場になると、同じ対応をとってしまうと思うし、

その先生の気持ちもよく分かります。

早い話、教員を増やせばいいことだけども、そんなお願いと話し合いができる

言語力もないし、予算的にも難しいだろうから、これから、時間をかけて

考えていこうと思いました。

 

他にも、赴任して1日目の朝に「今から授業やってくれ」と言われた話も

あるのですが、長くなるので次回に。

最後に、ここの先生の娘さん。どうやら、職場に子どもを連れてくるのは

アリなようです。

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