ゲジラ特別支援学校 第1週目
はじめまして。と、お久しぶりです。
これまでの1ヶ月は、語学学校でアラビア語のスーダン方言のお勉強を
主にしていました。
そして、8月から本格的に活動が始まりました。
ぼくの活動先は、「ゲジラ特別支援学校」といって、
ジャジーラ州の中でも、1番規模が大きいとされている支援学校です。
生徒数は130人ほどで、見た感じほとんどがダウン症で、あとは自閉症、
脳性まひ、学習障害、多動性障害といった感じです。
ただ、それに対して教員が14名ほどで、圧倒的な人員不足です。
程度が軽い子らも多いので、しっかりと席に座って授業をしているところも
あるのですが、賑やかな子どもが多いクラスに行くと、
そこには子ども7人に対して先生が1人ということも見受けられます。
そうなると、授業というより、どうすれば大人しく座っていられるかという
方に考えがシフトチェンジされるようで、好きなおもちゃをずっと触らせて
遊ばせていました。
おそらく自分がその立場になると、同じ対応をとってしまうと思うし、
その先生の気持ちもよく分かります。
早い話、教員を増やせばいいことだけども、そんなお願いと話し合いができる
言語力もないし、予算的にも難しいだろうから、これから、時間をかけて
考えていこうと思いました。
他にも、赴任して1日目の朝に「今から授業やってくれ」と言われた話も
あるのですが、長くなるので次回に。
最後に、ここの先生の娘さん。どうやら、職場に子どもを連れてくるのは
アリなようです。